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2016.10.16(日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第178回 「巨人の代走の切り札、鈴木尚広選手が引退」(2016年10月16日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第178回

こんばんわ
使えるディベートセミナーは
第18シーズンが終わり
卒業生はそれぞれの学びを胸に巣立っていったわ。
プロ野球もクライマックスシリーズが終わり
いよいよ広島VS日本ハムの日本シリーズね。
通年1位同士の対決になってよかったわね!!
そんななか
巨人の代走の切り札といわれた
鈴木尚広(たかひろ)選手が引退すると発表し、記者会見を開いたのね。
1978年生まれの38歳。
福島・相馬高から1997年にドラフト4位で巨人に入団し、2002年に一軍デビュー。
巨人一筋20年、通算盗塁成功率8割2分9厘は
200盗塁以上の記録を持つ選手では歴代トップ。
野球では「走・攻・守」のバランスという
イチローがその代表的な選手だけど、
イチローの場合、すべてがトップレベルにあるので
それはまた別格
野球の場合、ひとりで攻めも守りも
責任をもってやるからには
両方ともに高いレベルが求められる。
でも、特にプロの選手には個性も求められるのよね。
この「走る」という部分で徹底的に勝負した。
怪我に泣かされながら、
幼少期からの持ち前のスピードと
毎日30キロ走ったという足腰をいかし、
1塁から2塁へのわずか2~3秒にすべてをかけ
スライディングの方法も改良して結果を出してきた。
もちろん、足が速いだけで
他が出来ないわけではない。
2008年に打率3割4厘、30盗塁をマークし、
外野手部門でゴールデン・グラブ賞を受賞。
2015には監督選抜でオールスターに初出場した。
使えるディベートセミナーで学ぶ
コミュニケーションの3要素
「ロゴス・パトス・エートス」は
「走・攻・守」とはまた違うけど、
とくにロゴス(論理)とパトス(情熱)はどちらが欠けても
話は相手に伝わらない。
自分はどちらが得意でどちらが苦手、という自己分析をして
それを克服するために必死に学ぶ。
そして、得意な分野はそれを伸ばしていく。
使えるディベートセミナーの受講生は
最後に、「エートス(人間的魅力)」を学び
机上でいくら学んでも、
もっと大事なものがあることに気づかされるのだけれど
その土台となるものは
日々の努力の継続でしかないのよね。
鈴木選手は、
試行錯誤の上、その自分の能力のなかで
「走る」を選び
プロとして、その一瞬のためにその準備をし続けた。
最後は、
「プロフェッショナルとしての『生きざま』ができなくなった時が引き際だ」
という言葉をのこしての引退会見。
決して光が当たり続けたわけではないけれど
必死で自分の生きる道を探し、記録をのこした人生。
また指導者としての選手育成に期待しましょう!!
 
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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