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2017.3.2(木)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第197回 「働き方改革への取り組み」(2017年3月2日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第196回

こんばんわ
「春眠暁を覚えず」
孟浩然「春暁」の有名な一節。
春の夜はまことに眠り心地がいいので、
朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。
枕が合うかどうかも大事だけど
そんな気持ちのよい季節がもうすぐ。
でも、
眠れない夜をすごすひともいれば
仕事が忙しすぎて眠れないひとも・・・
総務省のデータによると
日本人の平均睡眠時間は7時間42分
年代別で一番短いのが
45~49歳で、7時間03分となっている。
政府は1日、首相官邸で「働き方改革実現会議」を開き、
長時間労働是正に向けた議論を始めた。
残業上限を月平均60時間、
年間計720時間までとするそう。
今の36協定(サブロクキョウテイ)は
ほとんど意味ないということ
経営と組合の関係は会社ごとに違うけど
労務管理における法規定はまだ甘いわ。
雇う側と雇われる側
上司と部下、その家族
いろいろな立場のひとがいる
月60時間というと、一日の時間外労働は3時間程度
業種によって、この考え方も変ってくる。
でも、この
「時間外労働を月60時間に制限すべし」
って問題を考えるにあたって
一番大事なキャストって
「自分の仕事に対する考え方」よね。
自分でひとつのことを成し遂げようとか
職務を全うしよう、そのために普段から勉強をおこたらずに
プロとしてなにかを実現しようとおもえば
時間外労働なんていう概念はなくなる。
逆に、単純にお金を稼がなくてはならない
厳しい環境におかれているかたは
それはそれで単純ではない
いいように使われたり、過酷な労働を強いられる現状がある。
同じ総合職で採用されても
目的無く「やらされる」仕事をやっていると
自分の権利だけを主張し、生産性もあがらない。
近代経済学の父であるアダムスミスは
「富とは、国民の労働で生産される必需品と便益品である」
と述べている。
いろんな形の労働があって
はじめて経済が成り立つのだけど、
この成熟した日本経済で改めてそれが問われているのね。
1時間で何十万もかせぐプロフェッショナルもいれば
無償で労働を提供するひともいる。
いずれにしても
その人間の生き様が問われるような気がするわね・・・
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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