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2013.6.18.(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第5回 「情熱がひとを動かす」(2013年6月18日)

週刊コラム 第5回
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話

こんばんは

水道橋博士の某大阪テレビ局番組中、
突然の降板宣言には度肝を抜かれたけど、
スポーツ界では熱い話題が続々と。
サッカーの日本代表がW杯出場を決定!!
4大会連続で出場し世界一を狙ってるという
日本にとっては通過点だけど
日本を明るくするわね。

もうひとつ、スポーツ界の偉業。
6月15日に秩父宮ラグビー場で行われた
ラグビーのテストマッチ。
日本代表がウェールズ代表の初勝利!!
テストマッチというのは、
ラグビーでは、国の代表同士が威信をかけて闘う試合の意味で
国際的に認定された公式試合であり、いわゆる「真剣勝負」なのよ。

で、これに勝ったことがどういうことかというと、
やっと一人前になれた新鋭が、
ベテランの横綱級に勝利したっていったらいいのかしら。
ぼろぼろに粉砕され続けてきた日本が、13回目の挑戦で初勝利。
ラグビーって番狂わせが最も少ないスポーツのひとつ。
ウェールズをはじめラグビー発祥の英国、フランス、
そして南半球のNZ、豪州、南アフリカから
日本は勝つどころか善戦をしたことすらなかった。

この勝利のなかに、大事な要素がある。
それは、格上の相手にも絶対に勝とうという「情熱」の伝染。
キャプテンの広瀬だけでなく
南半球のスーパーリーグに所属するスクラムハーフの田中や
ベテラン最年長35歳の大野が、
相手の卑怯なプレーに牙をむく。
その危機感あふれる闘志がチームに伝染する。

「ディベート界NO情熱の権化(ごんげ)」といわれる太田龍樹
自身の著書『話し方に自信がつく100の法則』(中経出版)
法則第3章において、「情熱がひとを動かす」ことを
10にわたる法則で熱く語っている。
それは、スポーツの激しさやほとばしる汗だけでなく、
日常においても、会社組織においても同じなんだと。
声の大きさだけでなく、
何度でも、ひたむきに、真剣に、
「自分は世界で闘うんだ」ということを自分に言い聞かせること。
そう「成りきる」ことこそが、情熱の発信源であると言っている。
日本ラグビーはひたむきにタックルし、確実にボールをつなぎ大金星を挙げたのね。

太田のセミナーでは、受講生や学生たちが
その情熱に、30分以内に確実に巻きこまれていく。
聴いている人のために正面を向いて真剣に語る、それが全員に伝染し
受講生は最後まで真剣に話をきいて満足して帰っていくわ。
いくら正しいことをやっていても、全員が理解していても、
情熱がないと伝わらない、勝てない、成し遂げられない。
そのことを、身を以て伝えてくれる。

安倍晋三首相は、
情熱をもって改革に取り組んでいると、あたしたち二丁目の住人は期待してるわ。
「骨太の方針」の発表では、やや「骨抜き」だとか各新聞で批判されてるけど
本当の想いが試される正念場、「ニッポン」のためにがんばってほしいわね。

ところで、6月13日は
BMのエンターテインメントの原型ともいえる
元プロレスリングノアの社長で伝説の四天王レスラー
三沢光晴さんの命日。
そのメモリアルイベントで
東京の水道橋界隈はすごいひとだったと、
某組織の幹部ふたりから聞いたわ。
亡くなってから4年。その歳月の速さに驚くけど
その偉大さを振り返り、あらためてご冥福をお祈りします。

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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