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2014.2.17.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第40回 「シルバーいろいろ、人生いろいろ」(2014年2月17日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートでひも解く
シルバーいろいろ、人生いろいろ
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第40回

こんばんわ

都知事選が終わって1週間、
舛添要一都知事が誕生!!
投票率はいまいちだったけど、
原発だけに焦点を絞らず、
オールラウンドに勝負したのがよかったのかしら・・・・・・
新宿だけでなく、日本の首都東京をよろしくお願いしますね!!

舛添さんは、厚生労働大臣経験者。
高齢者福祉、社会保障政策にも力が入るわね。
「シルバー世代」って言葉があったけど、
作家の渡辺淳一さんが「プラチナ世代」に変えちゃったのね。
電車の昔あった「シルバーシート」という呼び方も廃止になって、
「優先席」「おもいやりゾーン」などに変わっているのよね。

「シルバー」って円熟って感じがして良いと思うんだけど、
ある意味、差別的な表現と捉えるかたもいるのよね。
「おもいやり」も「おもてなし」も大事に、
東京を世界に誇れる都市にしましょうね!!

そこで、シルバー「銀」の話題をふたつ。

ベルリン国際映画祭で、
黒木華(はる)さん(23歳)が、
山田洋次監督の映画『小さいおうち』の演技で
「銀熊賞(最優秀女優賞)」を受賞した。
日本人として史上4人目という快挙。まさに「いぶし銀」の演技。
審査員の中には、「HARU KUROKIに勝る女優はいなかった」というひともいた。

そして、もうひとつの「銀」が、
ソチの冬季五輪の葛西紀明さん(41歳)。
円熟の40代が見事に花咲いた。
出場七回目にしてやっとつかんだ悲願だった。

スキージャンプ界にデビュー以来、
ルール変更や大怪我などの試練を乗り越えて
努力を継続し、情熱の炎を消さなかった。

所属するチームでも監督として指揮をとっていたが、
今回は日本選手団主将として若手の精神的な支柱ともなった。
謙虚で屈託のない人柄が、そしてその存在感から、
欧米の海外選手からも尊敬を集めている。
この銀メダルにも、惜しみない拍手と称賛が贈られた。

「オリンピックは、個人のスポーツ人生のためにあるのではない。」
というアンチテーゼもある。
7回もオリンピックにでるのなら、
その分若手にチャンスを与えるべきなのではないかと。
でも、そんな声を打ち消したのが、
若手からの人望の厚さだった。
ラージヒル決勝、2回目の大ジャンプを終えた葛西さんに、
すでに滑り終えた3人の若手が駆け寄り集まる。
この時点では、まだ記録も順位もわからなかったが、
「記録を残すよりも、そんなリーダーでありたい。」と思わせるシーンだったわ。

とある軍団を率いるビートりゅうきは、
「人間というのは歳ををとるんだからね、かならず。
体力が落ちても、若いころとは見かけが違っても、
その人間の生きてきた奥深さが勝負なんだから。
おいらもいろいろ見てきたけど、
男も女も若けりゃいいってもんじゃないよ。
深みがでれば、オーラもでるってもんでしょ。」
といっている。

19歳の羽生くんの金メダル、
大本命ながら4位に敗れたサラちゃんの涙、
世代交代で若いチカラがどんどん育ってほしい。
でも、何歳になってもそれぞれの人生がある。
どんなに小さくてもいい、輝きを失わない人生でありたいわ。

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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