論題詳細

講評

BM漢祭り2004 予選(2004年3月開催) 全体講評

論題

「論題:日本・中国・韓国及び全ASEAN加盟国は自国通貨を廃止し、共通通貨を採用すべし」

2004年3月 運営委員長 久保田浩

総当たり戦を締めくくるの漢祭りの第3弾。4月のディベート ナイト決定戦トーナメント出場者を決める最後の戦いである。 聖地・新宿スポーツセンターには10名強の観衆がつめかけ、エキシ ビジョンマッチ1試合に続き、漢祭りのシングル戦3試合が行われた。 総当たり戦の結果は、奥山・久保田・井上が3勝1敗、中西が1勝3敗、 高澤が0勝4敗となり、4月10日(土)のディベートナイト決定戦は、 奥山・久保田・井上の三者で争われることになった。


【エキシビジョンマッチ(2004年3月) : 中村雅芳 vs ディベーターA】

昨年入会の新人ディベーター二人、 ディベーターA と 中村雅の一騎打ち。初めてのシングルマッチを二人がどう 展開していくかに注目が集まった。肯定側中村は、質・量・構成ともに バランスのとれた立論でスタート。対する否定側ディベーターAは尋問自体はテンポ よく進めたが、続く立論はデメリットの証明不足、メリットに対する 反証不足といま一つの内容。そのまま肯定側中村が寄り切り、 同期対決をモノにした。中村は嬉しい今期初白星。

【BM漢祭り2004(2004年3月) 予選第7試合: 高澤拓志 vs 奥山真】

3敗してもう負けられない高澤と、 一方ディベートナイト決定戦トーナメント進出には1敗もできない奥山 との対戦。お互いの表情に全く余裕がない。試合は、肯定側高澤、 否定側奥山、共に有効打のないまま試合終了。肯定側高澤のオリジ ナル技「確信言い切り!!」が炸裂せず、比較的勢いのあった否定側 奥山に軍配が上がった。このカードは初めてであり、奥山の1勝0敗。

【BM漢祭り2004(2004年3月) 予選第8試合:  奥山真 vs 中西夏雄】

昨年2003年11月、中西・中村雅 (HMS24)で出場し、久保田・奥山(Pole Star)の息の根を止めた試合が 記憶に蘇る。この試合を勝ってディベートナイト決定戦トーナメント 進出を決めたい奥山。一方、勝って余裕を持って次の井上戦に臨み たい中西。試合は、否定側中西のデメリットを潰しきれなかったものの、 うまく争点を絞り込み、切れのある最終弁論を展開した肯定側奥山の勝利。 このカードの対戦成績は、奥山の2勝0敗。

【BM漢祭り2004(2004年3月) 予選第9試合:  中西夏雄 vs 井上晋】

ディベートナイト 決定戦トーナメント出場には絶対に負けられない肯定側の中西だが、 メリットを論証しきれない苦しいオープニング。対する否定側の井上は、 実行可能性に対する攻撃に徹してしまい、デメリットを一つも打ち 出せないというミスを犯す。結局試合は噛み合わないまま終了。 肯定側立証責任を果たせず、否定側井上の勝利。内容的には紙一重だが、 かなりの点差が開き、井上マジックの威力を見せつけた。このカードは 初めて。井上の1勝0敗。

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