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2014.8.18.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第66回 「相続税法の改正」(2014年8月18日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第66回

相続税法改正-東洋経済表紙
こんばんわ

お盆での帰省ラッシュ、Uターンラッシュのピークもこえて
仕事に戻ったひとも多いのかしら。
故郷に帰って、みなさんなにを語ったのかしら・・・・・・

いま新聞や雑誌で
平成27年からの相続税法の改正が話題になっている。
相続税のかかる財産の範囲が拡大されるから
いろいろな対策のしかたがあるって・・・・・・

相続って、亡くなったかたの財産を引き継ぐことだけど
ふたつの問題があって
それをだれにどうやって分けるか?
税金がいくらかかるか?払えるのか?

特に税金にスポットライトをあてると
人間、だれしも少しでも税金を少なくしたいし
財産も多くもらいたいと思うものよね。
人の死にまつわる話だけど
でも大事な話だから故郷で話題に出たかもしれないわね。

すこしむずかしい問題だけど
「相続税ってなぜ存在するのだろう?」っていうのを
ディベート的に考えると・・・・・

相続税肯定派の意見は、
もともと、自分で稼いだわけでは無い財産なのだから
金持ちの家にうまれたひととそうでない人は不公平で、
亡くなったかたの財産は国に収めてまた再分配すべきというもの。

逆に、相続税否定派
努力して蓄積してきた富が、国に没収されるというのは
資本主義の理念に反する、 つまり、勤労意欲がそがれる。
これで景気にまで悪影響を及ぼすかもしれない・・・・・・

そのほか、もっといろいろな論点があるとおもうけど
お金の問題だけに、慎重に議論しないと
政府、国民、日本経済、いろいろなところに影響を及ぼす。

キャストごとに分析したうえで、
公平か不公平か? 資本主義経済という観点(勤労意欲)でどうか?
日本文化(家の継承)という点でどうか? 日本経済の持続発展という観点でどうか?
相続税の議論でもこれだけあるから、簡単にはいかないわね。

でも、実際に相続税の計算をすると
相続税がかかるのは10%程度のひとみたいだし
住む家がなくなることはまずないので、安心していいと思うわ。
心配なかたは、早めの話し合いや専門家への相談が必要だけどね・・・・・・

もうすこし暑い夏を、
元気にのりきっていきましょう!!

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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