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2016.9.14(水)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第173回 「広島カープが25年ぶりにリーグ優勝」(2016年9月14日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第173回

こんばんわ
北朝鮮の核実験に
世界中の緊張感が走る。
各国が「強い言葉」の抗議をしているけど
本当に対話では済まなくなると
恐ろしいわね。
プロ野球も最終局面。
パ・リーグはまだ緊迫の首位争いが続く中、
セ・リーグは
広島カープが25年ぶりにリーグ優勝を果たした。
2丁目の連中は、やっぱり巨人ファンが多いけど
カープファンの皆様、おめでとうございます!!
四半世紀ぶりの優勝。
黒田・新井のベテランが引っ張ったっていうけど
そんなに簡単ではないわよ。
12球団で唯一、赤字を埋めてくれる親会社が無い市民球団。
でも、1975年のリーグ初優勝以来、
一度も赤字が無いのだそう。
2009年のマツダスタジアムの完成、
総工費90億円を要したけど
市民とともに、育て支えてきた。
就任2年目の緒形監督の夫人、かな子さんの手記が
デイリースポーツに載っていた。
その中で
監督と長女の会話が載っていた。
長女の好きな選手について、
監督が厳しい指導をしている記事を見たのでしょう。
長女「(私が好きな選手が)厳しく言ったことで
傷ついたらどうするの?そんなことは言わないで」
監督「俺も大好きな選手で彼はもっと上にいけるし。それは伝えてる。記者にはいってなけど
お互いわかっているから大丈夫」
それに対し、長女がこう返したそう。
長女「周りの人やファンは心配するし、新聞を見た選手もあれ?って思うことがあるんじゃない?って。
だから『俺は選手を思っているからこそ』とか、自分の想いをもう一言入れることが大事だと思うよ」
これは、家族のコミュニケーションの話。
監督と選手の信頼関係について
娘に助言された。
こういわれた監督の気持ちは、本人にしかわかりようがない。
プロとして誇りとプライドをかけてやっている。
その自分の生き様に釘をさされたと思ったのかもしれないし、
就任間もなく結果もでず、焦りもあったと思う。
でも、自分の感情に流されずに
そんな娘さんの心からのメッセージを
しっかりと受け止めた。
そして、すべてはコミュニケーション。
それを実践し、行動した。
「神ってる」日替わりのヒーローが
交流戦以降の連勝街道を築きあげ、
黒田・新井という遠い存在に思えるベテランも
若手へ心を開き、すべてを受け入れた。
徐々にチームはひとつになり、
気が付けば、15ゲーム差の圧勝!!
一時は長年Aクラスにも入れない時代が続いたけど
2013年に16年ぶりにAクラスに入り、
ようやく今のカタチが出来上がった。
慢心せず、声に耳を傾け、
心の灯を最後まで燃やし闘い続けた結果のリーグ優勝。
男たちの涙に想いがあふれている、
その裏に、言葉にできない葛藤やドラマがあったのでしょう。
まだこの先はあるし油断できないけど、
まずは、おめでとうございます!!
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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