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2017.2.6(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第194回 「話を聞いてもらうには」(2017年2月6日)

連載200回まで、カウントダウン!
週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第194回

こんばんわ
トランプ大統領は
連日ツイッターでつぶやいて世界中を動かす。
コミュニケーションは
お互いに話をして伝え、それを聞いて受け取るのだけど、
そこ(ツイッター)には、「話を聞く」という要素がまったくない。
だから、閣僚会議や首脳会談って
単にトランプ大統領の話を聞いて終わるんじゃないかしらね・・・
新宿2丁目のお姉たちは、聞き上手が多いわよ。
それで、常連さんが「心の拠り所」に通ってくるのよね・・・
「なんでそんなに上手なの?」ってきくと
「そんなの、生まれ持ったものに決まってるじゃない。
 そう、ココロだけはね~。」ってかわされてしまうけど。
クレージーケンバンドの『タイガー&ドラゴン』という唄。
聴いたことあるかしら??
「♪俺の話を聞け~~5分だけでもいい~~」
ひとの話を聞くのも大変だけど、
聞いてもらうのもまたひと苦労!!
ただ、話を聞いてほしかったら
まず、相手の話をきくことね。
https://www.youtube.com/watch?v=US8zoKCxFO4
芸能人で「聞き上手」と言われているのがタモリさん。
「笑っていいとも!」の時代は
毎日かわるがわるやってくるゲストから会話を引き出していた。
心理学者の内藤誼人さんによると、
タモリさんが使っているのが
「ストックスピール」というテクニックだそう。
これは
誰にでもあてはまるようなことを言って、
相手の心を読んでいるように思わせる方法。
例えば、こんな質問。
「本当に悪人にはなれない人だよね?」
「自分に対して厳しすぎるところあるよね?」
「明るいけど、ひとりだと落ち込むでしょ?」
なんとなく、自分の深層心理をわかってくれたような
共感を覚えるというのかしら・・・
ぐっと近づくことで心をひらいてもらえる。
自分のことをわかってくれる、認めてくれるひとって
何故かそのひとに対して好意をもってしまうというか、
自分の存在価値を見いだしてくれる貴重な存在になる。
伝えたいことがある。
聞いてもらいたい話がある。
そんなココロの叫びは、
そんなテクニックだけじゃなくて
情熱や力強さで伝わることもあるけどね・・・
でも聞いてもらうヒトの「心の器」をつくってあげるのも
大事なことなのよね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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