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2017.5.22(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第209回 「働き方改革とブラック企業」(2017年5月22日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第209回

こんばんわ
北朝鮮のミサイル発射は2週連続。
「断固抗議する」安部晋三首相や政府は
憲法9条に自衛隊を明記したり、共謀罪の成立に必死ね。
いま政府では
働き方改革という言葉で世の中を変えようとしている。
いわゆる「ブラック企業」なるものが
徹底的に社員を使いたおして
自殺者が出るような事態になっていると報じられてる。
でも、これって本当に正しい日本の実態なのか
だれも証明していない。
「野球とは人生そのものである」
長嶋茂雄さんの言葉。
「仕事とは人生そのものだ」といえるものに出会えるのか。
それは、うまれた環境や自分自身の心持ちの問題でもある。
やりたいことがない。
やりたいことはあっても仕事につけない。
お金を稼がなくてはならないので、そんなこといってられない。
生活の維持や家族の介護、いろいろあると思う。
借金の連帯保証人になってしまったひともいるわよね。
かつて、
「24時間働けますか」とCMで流れていた時代、
1980年代の終盤にかけては
それほど過労死の問題は取り沙汰されなかった。
でも、戦争を経験した方々にとってみれば
この軍隊式サラリーマンは
普通に見えたのかもしれないし、異常に見えたのかもしれない。
働くってこと自体が
そう単純なことではないのよね。
家族を養い、社会貢献をする。
ムーギー・キム氏は著書「最強の働き方」のなかで
「自分のレガシーをつくれ」といっている。
同じ金を稼ぐのでも
コツコツものづくりをするのも
株や土地を転がしてお金を手にするのも
同じだけど、なにかがちがう。
ワタミ創業者の渡邉美樹氏は
著書のなかで
「仕事と思うな、人生と思え」と檄を飛ばしている
その後、労働面の実態が明らかになったりもしているところを見ると
少し強制的な一面もあったように見える。
長嶋さんの言葉との違いは、
自分自身を語っているかどうか。
自分の人生は自分で決めなければいけないし、
なにかを成し遂げようという志が人間をつくる。
だから、すべてを一律に
「若いんだからモーレツに働きなさい!」
とか
「会社の犬にならずに自分の好きなことをやりなさい」
などとはいえない。
一を見て十を知ることなどできない。
若い営業マンが、夕方過ぎても
クライアントとの交渉を終え歩く姿は
いきいきと仕事をしているように見える。
深夜勤で過酷な労働条件といわれる看護師さんが
患者さんを一生懸命みてあげている。
そんな姿に誇りとプライドを感じる。
逆に、17時になったら一斉に電源を落とす会社が
大手企業でもではじめた。
それの賛否はここでは論じられない。
ただ、弱いモノを追い込むこと(過酷労働)は規制しながら
働くことに生きがいを感じている人たちの心を折らないような
その中間の策が講じられないのかしらね。
なにか、日本の将来を案じているようだし
白黒の決着をつけるものではなさそうね・・・
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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