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2017.11.16(木)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第234回 「喧嘩と仲の良さに因果関係」(2017年11月16日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第234回

こんばんわ
フィリピンのドゥテルテ大統領が
トランプ大統領と仲良くしてるのを見て
かつてオバマ大統領にあれだけ毒を吐いたのに・・・
ってテレビの前で思ってしまう。
人間の関係にもいろいろあるわね。
「喧嘩するほど仲が良い」
っていうけど
それって本当なの?っていう声もある。
それこそ
「喧嘩」と「仲の良さ」に因果関係はあるのか?って。
ただ、この場合、
喧嘩したから仲がよくなったのではなくて
仲がよいから喧嘩ができる。
それほど信頼できる関係なんだともいえる。
そして、信頼関係ができているのなら
お互いの本音をぶつけ合った方がより距離感は縮まることもあるわ。
夫婦であったり、友人であったり、
親子であったり会社の同僚であったり。
いろいろな人間関係があるけど、
そんななかでも、
喧嘩が「敵対」となってしまってはならない。
トランプ大統領は自身のツイッターの中で
「金正恩と友人になろうと努力している。
いつかそうなるかもしれない。」と書き込んだ。
もちろん
今の関係からすぐに友人になれるわけがないし
本心とも思えないけど、
「本当は仲良くしたいんだ」ということで、
一方的に自分の感情をむきだしにするのではなくて
相手の心のひもを解く、
ことばの使い方ひとつで
懐のふかさを見せるために、
歩みよる姿勢にも見える。
「友人=友情」と捉えるのなら
本当の友情ってなんなのかって
永遠のテーマでもある。
「男女間に友情はなりたつのか?」という議論もあるくらい、
本当の私利私欲をこえて
お互いを想い、これからの人生にも目をむけて
助け合い、励まし合い、時には本音をぶつけ合うものなのでしょう。
それだけの関係を築くのには時間もかかるし
こわれるのも早いのかもしれないわ。
トランプ大統領は
その意味で、ゴールを示したともいえる。
「君が歩み寄ってきたら友人になってあげよう」
ではなく
「友人になることが望ましい」
と、世界のリーダーがメッセージを発した。
東南アジア諸国への配慮もあるなかではあるけれど
「アメリカファースト」だけを貫き通す姿からは
想像できないわよね。
それぞれの個性を尊重しながら、
国際社会での最低限の規律を守りつつ
「仲がよいから、時には喧嘩」もして
お互いが成長していけるとよいわね。
それでは また・・・・
BY ひろ☆たかさわ

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