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講評

BMディベートグランプリⅠ 予選リーグ 全体講評

論題

「論題:日本政府は、国連安全保障理事会の常任理事国になるべし」

2004年10月 運営委員 中村雅芳

先月から始まったBMディベートグランプリⅠ予選大会。
12/19に聖地コクリツに行くためには、この予選負けられない。この大会の見所の一つとして、ジャッジポイントが挙げられる。
ただ単に勝敗だけでなく、予選の仕組み上、ジャッジポイントの上位者がコクリツへの近道を提供される。また敗れても、ポイント次第で敗者復活戦の挑戦権を得ることができるのだ。
いかに質の高い試合ができるか、ディベータとしての力量が問われる大会に相応しい試合が展開された。


【予選リーグ 第2試合 肯定側 ディベーターD vs. 否定側 ディベーターC】

肯定側は名古屋から久しぶりにディベーターDの登場だ。登龍門、そして合宿と今年2度試合に出ているが、思い通りの試合はできなかった。
一方、否定側のディベーターCは4月の登龍門でディベーターDを粉砕している。だが久しぶりのディベートに入場時の表情は固い。ディベーターDの立論が始まると試合はやや意外な方向に向かった・・・

【予選リーグ 第3試合 肯定側 本間賢一 vs. 否定側 中西夏雄】

肯定側の本間は最近不調である。
6月に復帰してからの成績は1勝4敗。9月は登龍門メンバーのディベーターB&ディベーターNペアにも不覚を取り、もがいている。
一方、否定側の中西は最近絶好調だ。4月以降は、前キング以外にこの男に土をつけたものはおらずGladiatorの冠も獲得した。勢いがそのまま勝敗に結びつくのではないだろうか。
そんな雰囲気は本間の立論が終わると一変。あの「まほ龍&賢"一郎」を彷彿させる切れ味鋭いディベートが蘇ってきた!

【予選リーグ 第4試合 肯定側 高澤拓志 vs. 否定側 久保田浩】

華やかな舞台でそのパフォーマンスを十二分に発揮する久保田と、今年まだ1勝にあえいでいる高澤。対決前から、オーディエンスの頭には勝敗のイメージができつつあった。
が、復活に燃える高澤は黙っていない。
入場時のパフォーマンスからその気合が会場を熱くする。果たして勝敗は?
採点結果と採点票数が異なるという、オーディエンスを悩ませる、非常に緊迫した試合になった。

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