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2016.8.8(木)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第168回 「因果関係を掘り下げていくことの大切さ」(2016年8月8日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第168回

こんばんわ
全国で猛暑が続くわね・・・
日本では、炎天下の甲子園で高校野球が、
そしてリオデジャネイロでは
オリンピックが開幕!!無事に開会式を終えた。
ブラジルの治安に不安があるなか、
そして全世界がテロにおびえる中
なんとか無事に終わってもらいたいわ。
日本の金メダル予想は14個、
健闘を祈りつつその予想の中身はほかに譲るとして、
今回は、ロシアのドーピングによる
陸上競技の出場禁止があった。
さまざまな議論があったけど、
パラリンピックは、全競技の出場停止となりそう。
「参加することに意義がある」ともいわれる五輪。
大量のメダルをとっていく国もあれば
まだメダル1個に手が届かない小国もたくさんある。
ルールの中で闘っていくのだけど
肉体をつくるうえで、特定の薬物が禁止されている。
最近、
覚せい剤という麻薬で逮捕される例が
多発されている。
薬というのは医学の進歩、
風邪薬のひとつから、がんの治療まで
さまざまな薬があるわね。
でも、身体の影響・危険性から
医師の処方が必要だし、厚生労働省の規制も厳しい。
よく、眠れないので
睡眠薬を処方してもらったっていう。
睡眠薬はよくて、覚せい剤はだめ。
専門的にいったら明らかに違うのでしょうけど
素人的によく考えると
薬のチカラで覚醒する、眠るという意味では
変わらないともいえる。
ドーピングも同じ。
なぜいけないのか?
どんなことでも、その因果関係を掘り下げていくことは大事。
単に「法律で禁じられているから」というのでは
そこで思考が止まってしまう。
身体への影響や常習性、
そこに流れる金銭の闇など、
薬物の自分自身への問題や、社会へ広がる波紋を
考えなくてはならないわ。
厳しい練習に、食事コントロールで体をつくっていくスポーツ。
食事に制限はないし、
いろいろなサプリは普通に摂取できる時代。
でも、薬に頼ってはいけない
国家ぐるみでこのドーピングに関わっている。
ルールのなかで
なんとかメダルをというなかで、
この腐敗した世の中は
金と汚職にまみれた政治そのもの。
将来を担う若者の育成、
アマチュアリズムの浸透という
オリンピックそのものの楽しさや
必死でそこにかける息遣いを感じられる
そんな夢のある舞台を
なんとかまた復活させてほしい。
ロシアの選手たちに罪はないと信じて・・・
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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