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2017.2.3(金)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第193回 「豪快さと行動力」(2017年2月3日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第193回

こんばんわ
寒さ厳しい季節
インフルエンザの猛威とともに
山陰地方では雪による被害も続出。
改めて冬の厳しさを想う。
そんななか、アメリカでは
トランプ大統領がどんどん公約を実現していく。
TPPからの離脱やメキシコとの国境の壁。
「調整」という言葉は見当たらず
どんどん決めていく感じね。
決断力と行動力にくわえ、「豪快」さがあるといったら言い過ぎかしら?
中身は別として
すぐに決断して実行する。
前の担当者のやりかたを変えて、自分流のカラーに染める。
「リーダーとはなにか?」考えたときに
豪快さもひとつの要素なのかしらね。
「豪快」とは、規模が大きくて力強く、気持ちのよいさま(「大辞泉」)。
小さくするよりも、大きく勢いよくやることが
大衆心理を引っ張る。
ジャンボ鶴田の豪快なバックドロップ。
豪快に笑い、豪快に語り、豪快に食べ、
組織や大衆を引きつける。
そういう意味で
豪快な方がひとりこの世を去ったわね。
俳優の松方弘樹さん。
74歳、悪性リンパ腫と闘ったけど
現場への復帰はかなわなかった。
その「美学」は良く語られるわね。
お金の使い方や女性関係、まぐろ釣りなど。
一日3百万円を必ず持って京都の街で使い切るという。
お金を使うって、稼がないと使えないし、
稼いでるひとはたくさんいても、
自分に使う、家族に使う、将来に貯金する
使い方は自由なのよね。
でも、松方さんが豪快なのは
お金の使い方じゃなくて
その「おもてなしの心」なのよね。
撮影の打ち上げやお祝いなどは、全員分を払って
共演者やスタッフだけでなく、その場にいたファンにもおごって
自分でもウイスキー1本と酒1升をあける。
俳優の家に生まれたエリートの血筋ながら
実力で勝ち取った地位。
並外れた体力と人付き合いだけでなく、
必ず自分に返ってくる、他人への奉仕は
のちに語り継がれる偉大さなのね。
リーダーって
その考え方や方針、ぶれない軸、
行動力やカリスマ性などいろんな要素があるから
豪快ならいいって訳ではないけど、
厳しい闘いや、厳しい生活のなかで
そんな行動力やおもてなしが
国民やファンの心を掴むのよね。
あとは、トランプ大統領の政策の中身次第かしら・・・・
それでは また
BY ひろ☆たかさわ


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