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2017.6.26(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第214回 「世の中の求める笑いとは」(2017年6月26日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第214回

こんばんわ
将棋の藤井聡太さんの快進撃。
インドや中国から伝わったともいわれているが
6世紀ごろから続く日本の伝統文化
こういうニュースがあると、あらためてその歴史や
プロの世界の様子を知ることができるよね。
「笑点」で司会を務めていた桂歌丸さんが
療養中ながら退院して初のテレビ番組収録後、
都内で会見して「裸芸」を批判したと報じられている。
ブレーク中のピン芸人、アキラ100%のこととみられる。
これがR1グランプリ優勝となると、
日本のお笑い界の質自体を危惧しているよう。
以下、その内容を引用するわね。 「言っちゃ失礼ですけど、裸でお盆を持って出て何が芸なんですかね。
あれを日本の文化だと思われたら困るんですよ。
あんなのは酔っ払いがお座敷でやるようなもんですよ。
落語家も、漫才師も、あるいは歌舞伎、お能、狂言の方も、皆さん日本語を駆使して芸を披露しています。
言葉ってのは“その国の文化”なんです。
 私たちは落語を通してお客様に笑っていただくわけです。
ただ、ああいう方は、言葉を生かさずに、裸で踊っているだけじゃないですか。
『笑われている』だけなんですよ。なんでそのことに気が付かないんだろうと思いますよ」
歌丸師匠がおっしゃることは、
単に「品がない」とか、「伝統文化のぶちこわし」という感情論ではなく
しっかりとした理由がある。
それが、「言葉の重み」。笑いは言葉を使って伝えるべきで
それがまったくなされていない。
一過性の宴会芸のレベルだということ。
たしかにその点はうなづける。
ただ、
この裸芸が支持される理由もある。
ここに、「議論の土俵のちがい」が存在する。
たしかに、アキラ100%の芸をみると、
一見して品のなさは感じるし
小さい子供にまねされたくないとも思うけど、
究極のキャラクターづくりと、技術の高さというところでは、
いまの世の中に届ける笑いとしては
とてもレベルが高いともいえる。
顔立ちやことばの切れ、芸の内容は
けっして下品ではない。
歌丸師匠は「起用する側にも問題がある」とコメントしているけど、
いま茶の間に届ける笑いの
最もひびくものを創り上げているのも事実。
この厳しい世の中、
つまらないものは、つまらないし、一瞬で切り捨てられる。
世の中が求めている、「笑い」という欲求を満たすための
必死の努力がある。
だから、この問題は、
笑いという点では共通しているけど、
どっちが正しいとか議論するレベルではないのよね。
時代が新しいものをつくっていく。
伝統文化、古典から学び創造する。
そして、伝統を創り上げた方々は、
自分たちのプライドは守りながら、新しい価値に共感し
育て上げることが必要なのよね。
どうしても、
「最近の若い奴らは・・・」「俺たちはこうやってきた」
って思ってしまうけど、世代を超えたお互いの理解は大事ね。
そのうえで、
落語や古典芸能を守り続けている歌丸師匠。
病気の回復とともに、早速高座にあがって
死ぬまで笑いを言葉で伝えようとする姿に
最大限の敬意を表しつつ。
きっと、「おれは認めん!」といいながら
若い芽が育っていることはうれしいんじゃないかしら・・・
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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