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2016.7.8(金)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第163回 「小池百合子氏の都知事選立候補」(2016年7月8日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第163回
こんばんわ
バングラディッシュ・イラクで
ISによる悲惨なテロの報道が駆け抜ける。
参議院選挙も近づいたなか、
東京都知事選の候補として
小池百合子元防衛が名乗りをあげたわね。
いろいろと物議を醸しているけど
その議論は別に譲るとして、
会見で「崖から飛び降りる気持ち」
という言葉が使われていたことに注目してみるわ。
普通は「清水(きよみず)の舞台から飛び降りる」
というのよね。
いわずとしれた
京都市東山区にある音羽山清水寺。
すべてをなげうって、
その崖に張り出された舞台から飛び降りるがごとく
行動することのたとえ。
今回は、それを
単純に「崖から」という表現にした。
1952年生まれの63歳。
ニュースキャスターを経て政界入りし
数々の大臣も歴任した。
それだけに、言葉の使い方や戦略は
よく練られているのだと思う。
政治の世界では常識だし
それがルールである「公認・推薦」。
単純に、事前に根回し利するという意味でもある。
でも
ある意味それを無視して立候補を決意しただけでなく
実行してしまった。
お金の問題で都知事が辞任に連続で追い込まれた
学歴詐称など、少しでも身に覚えがあると
もう立候補もできない空気がながれている。
なんだか、クリーンなことが
一番大事なことだという風潮ね。
「崖から飛び降りる」というのは
かつての師である小沢一郎からの教えとのこと。
また、民進党の枝野氏とつながっているという説もあり
そういう意味では計算づくなのかもしれない。
ただ、
「清水の舞台」というよりも
必死さは伝わってくる。
ありきたりの表現をつかっても
心に響かないから。
その言葉の意味を、短い時間の中で
わかるように説明して、聞き手の心をとらえなくてはいけない。
そんな、1回1回の勝負を
あたしたちもしていかなくてはならないわね。
自民東京都連からの反発もあり
本当の意味で闘える状況になるのかわからないけど
いずれにしても
もう売名行為をするような立場でもないし、
こちらもどうなるか見守りましょう。
都知事選は
7月14日(木)公示、31日(日)投開票。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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