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2016.12.3(土)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第184回 「2016年、実力と栄枯盛衰を物語る出来事」(2016年12月3日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第184回

こんばんわ
いよいよ今年も
のこすところ1か月。はやいものね・・・・
実力と栄枯盛衰を物語る出来事をふたつ。
ひとつめは、
鶴竜の優勝で終わった大相撲九州場所だけど
十両の朝赤龍が負け越して幕下に陥落することで
名門の「高砂部屋」の関取が不在になる。
1878年の部屋創設以来のことで
唯一関取を絶やしたことはなかっただけに
ひとつの時代の象徴ともいえる。
関取とは、
「幕内・十両の力士」を指すのだけど、
力士のひとつの昇進の目標であり、
実力社会では、義理人情も運もない。
高見山や小錦、そして問題横綱・朝青龍という
外国人力士が目立つけど、
富士桜や水戸泉という人気と実力のある力士も輩出した。
残念だけど、時代と共になにかが足りなかったのでしょうね。
世代交代を期待しましょう!!
そして、もうひとつは
恒例のNHKの紅白歌合戦。
出場歌手が決まり、
和田アキ子が出場できなかったことに
物議をかもしている。
いつものとおり
「五輪女子マラソン」につづき
選考基準がよくわからないから
一般国民からすればモヤモヤがたまるだけ。
紅白なんてもうどうでもいいっていうけど
紅白をみないと年を越せない
長嶋茂雄風にいうと、「国民的行事」でもある。
ただ、出場できなくて当然との声が多いし
政治力が通用しなくなった、実力社会では当然の結末と言える。
出場歌手からすると
出たくもないのに出てほしいと言われるひと、
出たいのに出られないひと。
いろいろいるけど
歌手にとっては
ひとつの「ステータス」なのよね。
政治家であれば、国会議員になるようなものかしらね。
和田アキ子にとっても
現役でいられるひとつの「自分の看板」なのでしょう。
それがくずれると自分の価値がなくなる。
出場40回を目の前に、相当くやしがっているようね・・・
周りの「とりまきタレント」からすれば
出てくれればご機嫌がとれるというものだけど、
そんな一部の集団の大将のためにあるのではないわ。
いままでの紅白の立役者という擁護論もあるけど
今現在の実力(歌唱)と結果(ヒット)で
冷静に判断するのがどう考えても正しい。
所属事務所の根回しにも限界がある。
裏の事情はいろいろあるけど
紅白なんかに見向きもしない歌手もいるし
交渉してもなかなか出てくれないこともある。
だけど、宇多田ヒカルのような
本当に歌手活動をやっていこうとする人が出場している。
まだ、価値のある番組であることを物語っているし
制作サイドは莫大な費用を投じて一年を締めくくる。
幅広い視聴者層にこたえる
見たくなる人選や番組作りを期待するしかないわよね。
出場することに価値があるものにしてほしい。
それが、視聴率にこだわることなくできる
NHKの使命でもあるわ。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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