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2016.12.7(水)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第185回 「被災してきたこどもに対するいじめ」(2016年12月7日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第185回

こんばんわ
鳥インフルの感染のニュースが
かけめぐる。
インフルエンザの予防接種は皆様されたかしら?
気をつけましょうね。
カジノ法案が
衆議院を通過する見通し。
IRという複合リゾート施設
カジノ以外の娯楽施設や
観光、温泉などと組み合わせ
インバウンド効果をさらに高めていこうというもの。
パチンコ・公営ギャンブルの総人口は
ラスベガスやマカオよりはるかに多い日本は
ギャンブル依存症の助長になりかねないとの
反対意見もあり、
わざわざカジノを作らなくても
「日本には自然と寺院などの伝統文化があるではないか」
たしかにそうである。
オリンピックも
費用が膨れ上がったり会場が決まらなかったり
一体何のためにやるのか?とまで囁かれ始めたようね。
平和の祭典なのか?経済効果なのか?
メダルを量産するために強化にとりくみ
「金」にこだわるのはよいけど
哲学無き論争は
レガシーという言葉は独り歩きする。
目の前の経済効果や財政だけなのか。
オリンピックやカジノの「哲学」をしっかり示してほしいわよね。
横浜や新潟で
被災してきたこどもに対するいじめが問題になっている。
とくに新潟では
教員がこどもに「菌」と言ったことが波紋をよんでいるのね。
子供のいじめの原因を調べてみると
やはり1位は「違う人を受け入れなられない」ということ。
これはある調査会社がネットに掲載していたものだが
およそあたっている。
外見や出身地、能力などいろいろな問題があり
途中から入ってきたよそものをいれないムラ社会は
子供たちのなかにもある。
まだ未熟な子供たちは、相手の感情もくむこともできないし
おもいやることもできない。
これは、親や教師が
熱意をもって伝えていかなければいけないこと。
その教師がいじめに加担して「○○菌」ということばで
こどもを呼んで不登校になったという。
こどものもうひとつの傾向は
自分の意見をいえないこと。
教室の大半がいじめに参加していたら
自分も自然といじめに参加する。
これは、防衛本能であり
大人でもできないかもしれない。
この新潟の教師は
守らなくてはいけない立場にありながら
そのいじめに加担した。
いろいろな言い訳をしているが
本気で子供の教育や未来を考えていたら
このような発言が出るわけはないのよ。
大人数VSひとりの構図を教師自身がつくり
徹底的にいじめる、つるしあげて徹底的に叩く。
そんな信じられない光景が実際にある。
「菌」というのは
差別用語だし
いわれた子供の心の傷は計り知れない。
これから未来にむかっていく
子供たちひとりひとりのこころで語り合う
コミュニケーションを
教師はどうか指導してあげてほしいと思う。
難しいことかもしれないけど
必死でこどもの成長を願う親が
すがるおもいで訴えていることを
忘れてはいけないわよね・・・
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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