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2017.4.11(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第203回 「内村航平さん、全日本個人総合で10連覇を達成!」(2017年4月11日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第203回
こんばんわ
桜も全国各地で満開になり
花見の宴は日本の風物詩として
また今年も行われたようね。
そして、入社式を終えたフレッシャーズは
また期待と不安を胸に、新人研修などの真っ最中かしらね。
自分はこうなりたいって理想像が最初からあるひとはいいけど
みんながそうなわけでもないし
そこは出会いの縁だったり、受けてきた教育であったりもする。
プロとして徹底的に自分の技をみがくひともいれば
会社にはいって
まずはいちから勉強して上下関係の厳しさにもまれる。
でも、いろいろな逆境があっても
それをのりこえて、輝きをもった自分になろうと
まずは想うことからはじまるのよね。
夢は全員が全員かなえられないかもしれない。
努力しても手に入らないものもあるし
それは運や政治力もあるから。
でも、待っていてもなにも始まらない。
その努力と経験がなせる技。
体操の内村航平さんが
全日本個人総合で10連覇を達成!!
28歳。オリンピックでも北京とリオで連覇をしており
世界でも、無敵のキングとされている。
勝負ごとって、相手が弱ければ楽に勝てるけど
10年間そんな偶然が続くわけもなく
今回も、白井や田中といったライバルが迫り、
0.05差の薄氷の逆転勝利。
経済界の武闘派といわれている渋沢龍一氏は
この10連覇をみて記者団の質問にこたえ語った。
「歳を重ねるってことは
それだけ衰えるってことだからね。
6種目もある体操競技は、いくらプロだからって
体力にも限界はあるでしょ。
でも、やっぱり経験なんですよ。
予選でボロボロでも、ひるまずに
レベルをおとしてでも安定した演技構成を
着実にこなした。
若いときから、ひとにもまれ
争いを避けることなく闘いつづけて自分を進化させてきた。
平和の象徴であるスポーツも、やっぱり闘いだからね。
どこかで殻をやぶって、勝ち抜いていこうっていう気概を
これからの時代を担う若いひとにはもってほしいね。」
もう第一人者をこえた内村選手の言葉も
重かった。優勝インタビューでこれからについて、
「地獄ですよね。負けたほうが楽かなと思った。
ここで『勝ってしまった』ので
みなさんの期待には応えて行かなければいけないと思うし・・・
でもそれぐらい追い詰められたほうがよかったのかなと思います。
これからも若手の選手たちに示していけるような選手でありたい。」
それを直後のインタビューで打ち明ける。
重圧と肉体の限界を超えた連覇の達成。
その精神状態は想像を絶するけど、
「最高です!!」などという軽い言葉を言わないところに
業界を背負ってきたおとこの本気度合いがわかるのよね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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