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2018.6.4(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第259回 「司法取引制度」(2018年6月4日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第259回
こんばんわ
先日の2丁目でのはなし。
かつて通産省に勤務されていたかたにお会いして
話を伺ったのですが、
やはり、「官僚は首相や大臣を全力で守るのが仕事」
なのだそう。
まああくまでもこのかたの個人的な見解かもしれないけど・・・・
6月1日から司法取引制度が始まったわね。
「司法取引」制度とは、
「特定の犯罪について、
被疑者・被告人が、共犯者等他人の刑事事件の解明に資する供述をし、
証拠を提出するなどの協力行為を行い、
検察官が、その協力行為の見返りに、被疑者・被告人に有利に考慮して、
これを不起訴にしたり、軽い罪で起訴したり、
軽い求刑をするなどを内容とする「合意」をすることができるとし、
このような両当事者間の協議・合意を通じて、
他人の犯罪行為の訴追・処罰に必要な供述証拠等を獲得しようとするもの。」
とある。
アメリカではすでに行われており
日本ではまだその土壌がなかったと考えると、
新しい考え方や思考の始まりであり
問題点や弊害も引き続き議論されることになる。
自分が罪を犯しているのに
他人の犯罪のことを話せば刑が軽くなるとなれば、
少しでも協力しよう となるのかしら。
真実を話せばよいけど、
刑を逃れたいからなにを言うかわからないという見方も当然ある。
そもそも犯罪を自分で犯しているのだから、信用できるのか。
司法取引ではないけど
一連の森友・加計問題や、財務省の文書改ざんでは
真実が出てきているとはおもえない。
出せる雰囲気でもない。
トップを守る、仲間をまもる
そうやって教育されてきたひとたちは
なんの躊躇もなく、いや葛藤はあるかもしれないが
結果、すべてを口裏あわせをし、隠蔽し、
大事な部分は出さない。
司法取引をみならって
少しでも事実が明らかにされるような仕組みが作れないのかしら・・・
麻薬犯罪や、振込み詐欺などの組織犯罪の実態が
少しでも解明されることを期待すると同時に
政治や企業でも同じことが必要。
内部告発制度もすすみ、コンプライアンスも厳格になってきているなか
ひとりひとりの良心がとわれる。
日大アメフト部の学生やリーグ幹部が立ち上がったように、
いままで通りのやりかたではいけない部分は変える勇気も必要よね。
それでは また・・・・
BY ひろ☆たかさわ


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