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2018.6.28(木)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第262回 「貴乃花親方が一門を離脱」(2018年6月28日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第262回

こんばんわ

貴乃花親方が一門を離脱。
この一門というのは、
「○○部屋」というのが集まってひとつのグループをつくる。
出羽の海、時津風など五つの一門がある。
貴乃花一門というのも2014年に独立して認められたが
このたびの騒動で離脱することになったというわけ。

その貴乃花を激励したことで有名なのが
小泉純一郎元総理大臣。
激励と言うより称賛かしらね。
2001年に優勝したときに
「痛みにたえてよくがんばった!感動した!」
と、魂のある言霊を土俵上で発したのは
現職の総理大臣では例がない。

トランプ大統領が、北朝鮮と史上初の首脳会談を行ったけど、
北朝鮮との国交といえば、
小泉氏は、2002年に日本の首相として当時の金正日総書記との会談をして
拉致問題の突破口を開いた。
そのほかにも、
郵政民営化や靖国参拝など
BMディベートでも扱ってきた様々なことをやってきた。
不思議と金に関する不祥事の噂はなく、
「変人」ということばを「エクストラオーディナリー」
普通を越えているという意味に自分で解釈して
「変人」と呼ばれると、褒められているように思うのだそう。

75歳。いま、総理を退任し政界も引退しているけど、
「脱・原発」を訴えている。
現職の総理の時代には、アメリカのイラク戦争を支持し、
もちろん反原発を訴えることはなかったのでしょうけど、
いまは全国行脚で講演活動をしているのよね。
この20年間に、考え方を明確に180度変えた。
これに対し
「哲学」はあるのか?「信念」は?
と問うこともできる。
でも、人間は自分の見たものを素直に感じ、
立ち止まってもう一度考えることができる生き物。
日本を助けてくれたアメリカ兵が
放射能を浴びて苦しんでいる。
いままでの自分から決別して
またいちからやり直すのも人生。
原発の賛否を越えた国民の支援を求め、
かつての敵であり、いまは3・11から救ってくれた
トモダチである元アメリカ兵のために立ち上がった。
日米両政府や産業界から非難を浴びながら・・・

貴乃花親方も、
信念をもって相撲道を歩んできた。
歴史やしがらみをぶっ壊す!!
そんな気持ちも、自分の強情さも、
組織においては通用しないこともある。
最低限の「ルール」があるから・・・
理事から「年寄」に降格したが、
またきっと輝けるときがくると信じて。

それでは また・・・・

BY ひろ☆たかさわ


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