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2018.8.15(水)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第267回 「翁長雄志知事にゴルバチョフが追悼文」(2018年8月15日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第267回

こんばんわ

沖縄県知事の翁長雄志(おながたけし)氏が
亡くなったわね。
沖縄の基地建設(移設)に反対し続けた。
報道を見ると、
頑固に反対しているように見えるけれど、
沖縄県からしたら、
度々起こる危険との遭遇、米軍兵の暴行と、
国の都合で基地が作られてはたまらない。

そんな風に、
中央政府と沖縄県の問題に見えるこの問題。
故翁長氏の功績に、
ゴルバチョフ元ソビエト連邦最高指導者が追悼文を送ったという
記事を目にした。
日本政府と沖縄県が真っ向から対立しているといってよいのか
わからないけれど、
「影響力のある第三者」が、コメントしたようにも見える。

日本ではゴルビーという愛称で親しまれているわよね。
冷戦の歴史のなかで民主化への改革の舵をきったことは、
まさに偉業ともいえる。
モスクワ五輪をボイコットした日本が
北方領土問題で対立している日本が
ロシアと親しくなるというのも
時代の流れなのでしょう。

ゴルバチョフが影響力があると感じているのは
そんな大きなちからが日本を包んでいるからかしら。
沖縄に肩入れすることは、
日本政府や米国政府を敵にまわすことになるかもしれない。
このコメントで
なにかが動くとは思えないけれど、
その真意を探ることは大事で有り
よく考察しなければならないのよね。

ゴルバチョフ氏と翁長氏は、何度も交流していた。
このコメントは、対米国ではなく
自分の哲学である平和への追求というところに
焦点があたっている。
翁長氏の強い信念と行動力を称賛しているのであり、
基地や軍事のことをいってないと解釈することもできる。

誰が言ったか?ではなく、何をいったか?で判断しなければならないのが
ディベートの大事なルール。
ただ、やっぱり発言したひとの影響力、そのひとがどんな人間なのかって
大事なのよね・・・
理屈を越えたところでね。

それでは また・・・・

BY ひろ☆たかさわ


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